今日は。
『実績なしからメルマガで稼ぐ方法(仮)』管理人です。
時間対効果=タイムパフォーマンス(略称タイパ)なる言葉が生まれるだけあって、最近の世の中は昔以上に「無駄」を激しく忌み嫌う雰囲気がありますよね。
娯楽で言えば映画等を倍速で視聴するなど、短い時間でたくさんの物に触れる事が重要視され、純粋に作品を楽しむ事は軽視されていると感じます。
勿論考え方など人それぞれだし、所謂「ファスト映画」の様な違法行為に関わるのでなければ、オチだけ知って満足するのもそれはそれで良いでしょう。
ただ私見を述べさせて貰えば、映画等の物語は無駄にも思える紆余曲折こそが結末を盛り上げると思うのです。
例えば私の場合、今最も好きな映画が『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』なのですが、冒頭からの長い道程を全て踏みしめて決戦の場面を拝むのと、チャプター選択でそこだけを拾うのとでは、感慨の面で比べ物にならない差が出ます。
そのほか現実の生活でも、「無駄」と思った事が後で活きたといった話は、新聞を読んでいると枚挙にいとまがありません。
私自身、せどりで失敗した直後はお金も時間も無駄にしたと悔しがるばかりでしたが、仕入れでよく通うからと会員になった店では今でも特典として色々なグッズを貰っており、ありがたく使わせて貰っています。
収入の問題を解決できなかった点では無意味だった私のせどりですが、それに手を出していなければこのような恩恵もなかったと考えれば、一応価値はあったと言って良いでしょう。
時間が有限である人生、無駄なく自分なりの成功に辿り着きたいのは山々です。
しかし人間は不出来な生き物ゆえ、これぞと思って選んだ道であえなくスベって右往左往するのも不可避かつ日常茶飯事。
ならばいっそ、無駄に思える迷走や暗中模索も開き直って楽しんでしまうのもありかもしれません。
…まあ、あんまり何年もそれが続いた日には流石に嫌になるのも、人情なんですけどね。